よもぎ、しょうが、はっか、青じそなどなど、暮らしの中で役に立ってきた植物たちの存在を暮らしの中に取り入れて楽しんでいきたいと思います。
和ハーブに興味を持ったきっかけ
最初に「和ハーブ」という言葉に出会ったのは…はっきり覚えていないのですが、「日本のたからもの」という本だったような気がします。「ハーブ」というと、ラベンダーやタイムなどいわゆる西洋の植物たちを思い浮かべますが、「和」?「日本が原産のハーブのこと?」くらいの認識でした。
でもよく考えてみると、かれこれ40年前にいわゆる「雑草」と呼ばれている草たちに名前があることを知り、衝撃を受けたことを思い出しました。
当時私がアルバイトをしていたのは県庁の「自然保護課」という部署でした。そこの職員のなかに、植物に詳しい方が一人いらっしゃって、昼休みに近所の公園に行って植物の名前を教えてくれたのです。
それが「リュウノヒゲ」と呼ばれるものだったのですが、青い実がついていてとてもきれいでした。「雑草」だった草が名前を持った存在として認識された日でした。その他大勢から一気に個性を主張する個体となった植物たちでしたが、その後海外へ行ったり、大学に入りなおしたり、就職、結婚、子育てとなんだか忙しさに紛れて和ハーブは置いてきぼり。
竜のひげの実 美しい青!
ようやく向き合う気になったのは、退職して本を読む時間ができてからです。
和ハーブ協会とご縁ができまして
和ハーブ検定なるものがあることを知り、少し勉強してみようかな?と思って本を買い求め検定を受けました。
たかをくくっていた1回目は見事に不合格!2度目にしてようやく合格したのです。(きっとほかの方はすぐに合格したことと思います…)
その後和ハーブライフアドバイザーという講座を受けてみました。和ハーブ検定のおさらいみたいな感じでしたが、しばらく遠ざかっていた和ハーブがまたぐっと身近になった感じです。
「鎌倉の和ハーブお散歩会」にも出かけました。
次回はそのときの様子をお伝えしたいと思います。